『HUNTER×HUNTER』の中でも屈指の人気を誇る「グリードアイランド編」。
その終盤、プレイヤーたちはゲーム内で手に入れたカードの中から、現実世界に持ち帰ることができる3枚を選ぶことになります。
この記事では、「グリードアイランド 持ち帰ったカード」というキーワードを軸に、物語の核心に迫りながら、カードの意味や選択の背景を深掘りしていきます。
■ゴン、キルア、ビスケが持ち帰ったカード
■ブループラネットの矛盾点
■他のキャラ達は何のカードを望んでいたか
■グリードアイランドとカードの奇妙な点
グリードアイランドとは何か?その魅力とゲームの全貌
■プレイヤーが目指す「持ち帰りカード」の意味とは?
グリードアイランドの基本ルールと世界観
グリードアイランドとは、ジン=フリークスらが作り上げた念能力を駆使したゲームであり、実際の空間とリンクした特殊な世界です。
プレイヤーは本の中に入り、カードを集めてゲームクリアを目指します。
最大の特徴は「指定ポケット」に収納したカードを、現実世界に3枚だけ持ち帰ることができる点です。
プレイヤーが目指す「持ち帰りカード」の意味とは?
この持ち帰りカードの選択は、キャラクターの個性や目的が反映される物語の重要な転換点。
単なる強力な道具以上に、キャラクターの生き様や価値観を映し出しています。
グリードアイランド 持ち帰ったカードの正体と選ばれた理由
■「ブループラネット」だけ、なぜか設定が軽い
■ゴンとキルアが選んだ「持ち帰りカード」とその効果
ビスケが持ち帰った「ブループラネット」の背景
ビスケは「ブループラネット」という希少な宝石を選びました。
彼女の美意識と宝石への情熱を象徴する選択であり、戦闘よりも「美」や「趣味」を優先する独自の価値観が伺えます。
「ブループラネット」だけ、なぜか設定が軽い
ビスケは成功の報酬に、No.081のブループラネットを選択しました
この宝石の特徴は「唯一無二の青で輝く宝石。成分構成上、どの鉱物にも属さないので、宇宙からの贈り物という意味を込めてこの名がついた。」
というものですが、他の指定カードに比べ、あからさまに特徴が弱いのです
似たような他のカードですと、
No.073 闇のヒスイ
悪魔の加護を受けた宝石。持ち主に危機がふりかかりそうになると、他人にその厄災を渡してしまう。
No.074 賢者のアクアマリン
所有している者は、一生を通して付き合うことができる、知性豊かな友人を何人も得るだろう。
No.079 レインボーダイヤ
七色に光り輝くダイヤ。このダイヤを渡してプロポーズすれば100%成功する。
手元にダイヤがある限り、2人が離れることはないだろう。
No.078 孤独なサファイヤ
このサファイヤの持ち主は巨万の富を得るかわりに一生を1人で過ごす。
友人、恋人、家族すらすぐに持ち主の元を離れていくだろう。
No.077 美を呼ぶエメラルド
持ち主の周りには美の奉仕者が吸いよせられるように集まってくる。あなた自身も輝き、見違えるほど魅力的になれるだろう。
No.076 さまようルビー
このルビーの持ち主は巨万の富を得るかわりに定住を許されない。一週間と同じ地に留まることはないだろう。
と、どのカードも人生や運気が激変するアイテムなのに、ブループラネットだけ、何もなし
おそらく、富樫先生が最初の段階ではそこまで深くカードの設定を考えていなかったんじゃないかと思われるのですが、どう思われますか???
ゴンとキルアが選んだ「持ち帰りカード」とその効果
ゴンとキルアは「同行(アカンパニー)」を選択し、ジンを追うための手段として使います。
このカード選びは単なる戦略以上に、父親への想いと冒険心を反映したものと考えられます。
また、ハンターハンターのキメラアント編開始の重要なキーアイテムでもあります。
ゴンが同行(アカンパニー)の使用で出会ったのは、父親のジンではなく、古い知り合いのカイトでした。
ここから、キメラアント編がはじまります。
グリードアイランド 持ち帰ったカードが示す物語の深層
■現実世界への応用とファンの考察
■富樫先生が考えていたであろう予備の伏線
■他のキャラ達だったら、何のカードを持ち帰るでしょうか?
■あなたはグリードアイランドから何のカードを持ち帰りますか?
カード選択に込められたキャラクターの心理
カードの選択は、キャラクターの成長や価値観を象徴しています。
ビスケの選択は内面の成熟と自己満足、ゴンたちの選択は信念と目的への強い執着を語っています。
現実世界への応用とファンの考察
ファンの間では「もし自分が持ち帰れるなら?」という議論も盛んです。
「リサイクルーム」や「即席外語スクール」など、日常生活で使ってみたいカードも多く、作品の楽しみ方が現実にも拡張されています。
富樫先生が考えていたであろう予備の伏線
No.031 死者への往復葉書、というの指定カードがあります。
亡くなった人の名前を書いて往復葉書に手紙をしたためておくと、次の日には返信葉書に返事が描かれている、というもの。
ゴン達が、愛する人が亡くなったバッテラの事情を知り、No.031 死者への往復葉書をバッテラに渡す、という展開の可能性も考えていたと思われます。
ですが、さすがに、死者との葉書のやりとり、は話の展開に無理があり、やめたんじゃないでしょうか
他のキャラ達だったら、何のカードを持ち帰るでしょうか?
モタリケが選ぶとしたら
グリードアイランドには興味深いキャラクターがたくさんおります。
たとえば、モタリケなんかだったら、どんなアイテムを望むでしょうか?
かれは、ゲンスルー達に奴隷のような、ひどい扱いをさんざんされてきました。
となったら、彼の恨みを晴らしたい、となると、
No.082 天罰のつえ
罰を与えたい人の名前を唱えながらこのつえを天にかざすと、
貴方か相手か今までより多くの悪業をなした方に強い災いが降りかかる。
じゃないでしょうか?
まぁ、持ち帰らなくても、ゲーム内で使用可能なわけですが・・・。
モタリケの場合、ビビッて使えないかもしれませんね
バッテラが選ぶとしたら
これは間違いなく、亡くなりかけてる恋人の為に、大天使の息吹でしょう。
結局、夢実現前に恋人は亡くなっていしまいましたが。
N0.17 大天使の息吹
瀕死の重症、不治の病、なんでも一息で治してくれる天使。ただし姿を現してくれるのはたった一度だけ。
ちなみに、ゴンがキメラアント編で死にかけてた時、この大天使の息吹をさっさともってくればよかったんじゃない?、とつっこんだ人が多々では?
あなたはグリードアイランドから何のカードを持ち帰りますか?
「グリードアイランド 持ち帰ったカード」というテーマは、キャラクター性や物語の本質に触れる極めて重要な要素です。
あなたなら、どのカードを選びますか?ファンの考察が尽きない理由は、この「選択の余白」にこそあるのかもしれません。個人的には、
No.18 小悪魔のウインク
このウインクを受けた者はこの世のものとは思えない程の絶頂感を味わう事ができる。何度でも現れてウインクしてくれるが中毒に注意。
とか、なんか、きになりますね。どんな絶頂感なのか・・・?
暗黒大陸編では、何やら魅力的な未知の物資が存在し、世界の国々が命がけでそれらを求めてますが、すでに、グリードアイランドのアイテムが、完全にそれらを凌駕しているよな感もあります。
あのすさまじい、すごいアイテムの数々・・・・
いったい、ジンはどうやって、つくりあげたのか???
みなさんは、どんなカードを持ち帰りますか?
グリードアイランドから持ち帰ったカードについての総括
記事のポイントをまとめます
- ゴン、キルア、ビスケが持ち帰ったカードについて
- ブループラネットの矛盾点とは
- ゴン、キルアが選んだカードはキメラアント編開始のアイテム
- グリードアイランドとカードの奇妙な点
- モタリケ、バッテラならなにを持ち帰るか
- ブループラネットだけ、設定が軽い理由
- これだけのカードをジン達はどのように作ったのか
- 読者の我々が興味を惹くカードとは
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