人気漫画「ハンターハンター」のグリードアイランド編で繰り広げられた、レイザーとの闘いにおけるドッジボールは、作中でも屈指の名場面として知られています。
その試合で重要な役割を果たしたのが、ゴレイヌというキャラクターです。
彼の巧みなゴレイヌ 念能力の活用法や、仲間を想う姿からゴレイヌ いいやつという評価がある一方で、ネット上ではゴレイヌ最強説まで囁かれています。
また、作戦の要として活躍したことからゴレイヌ 頭がいいという側面も持ち合わせており、その多面的な魅力が読者を引きつけます。
しかし、一部ではハンター ハンター ゴレイヌ 死亡説も浮上しており、その真相が気になるところではないでしょうか。
あの気まぐれなヒソカでさえ一目置いた彼のプレースタイルは、まさに「えげつねぇな」の一言に尽きます。この記事では、ゴレイヌのドッジボールでの活躍を中心に、彼の能力や人物像、様々な説の真相に迫ります。
ちなみに、物語とは少し離れますが、アメリカではドッジボールが禁止されている州があるという豆知識も交えながら、彼の魅力を深掘りしていきます。
この記事で分かること
- ゴレイヌの念能力「黒い賢人と白い賢人」の詳細
- レイザーとのドッジボールでゴレイヌが果たした役割
- ゴレイヌの死亡説や最強説に関する真相
- 作中で描かれたゴレイヌの人物像と仲間からの評価
ゴレイヌのドッジボールでの活躍と念能力
- ゴレイヌの念能力「黒い賢人と白い賢人」
- 仲間想いなゴレイヌはいいやつだった
- ゴレイヌは頭がいい!単独活動での見事な活動能力
- ハンターハンター作中でのゴレイヌ死亡説とレイザーの優しさ
- レイザーとの闘いで見せたゴレイヌの覚悟
ゴレイヌの念能力「黒い賢人と白い賢人」
ゴレイヌの強さの根幹をなすのが、彼の持つ特異な念能力です。この能力は、彼の戦術の多様性を生み出す源泉となっています。
能力の基本情報
ゴレイヌの念能力は「黒い賢人(ブラックゴレイヌ)」と「白い賢人(ホワイトゴレイヌ)」という、2体のゴリラ型の念獣を具現化するものです。
系統としては「具現化系」に分類され、自身のオーラを物質化する能力といえます。しかし、彼の能力の真価は、単に念獣を出現させるだけではありません。
最大の特徴は、念獣と術者本人、あるいは念獣同士の位置を瞬時に入れ替えることができる点です。この能力により、相手の攻撃を回避したり、意表を突く攻撃を仕掛けたりと、多彩な戦術展開が可能になります。
項目 | 詳細 |
---|---|
能力名 | 黒い賢人(ブラックゴレイヌ)と白い賢人(ホワイトゴレイヌ) |
念系統 | 具現化系(放出系や操作系の要素も含む複合能力の可能性あり) |
能力詳細 | ゴリラ型の念獣を2体具現化し、自身や念獣の位置を自在に入れ替える。 |
主な用途 | 攻撃回避、陽動、奇襲、味方の救出など |
この入れ替わり能力は、一見シンプルに見えますが、応用範囲が非常に広いのが特徴です。レイザーとのドッジボールでは、この能力がゴレイヌの命を助けたりしています。
仲間想いなゴレイヌはいいやつだった
ゴレイヌは、その優れた能力だけでなく、人間性においても高く評価されています。特に、彼の仲間を想う行動は多くの読者に感銘を与えました。
ゴレイヌがツェズゲラと約束した報酬金。彼は受け取った大金を黙って独り占めすることもなく、ビスケ、ゴン、キルアに公平に分けようとします。
これには、ビスケも感動し、顔は好みじゃないが、いいやつだわさぁ、と涙を浮かべて感動します。
また、ゴン達が爆弾魔(ボマー)である、ゲンスルー達との戦いの後、ケガを負った彼らの為に、貴重な大天使の息吹を、無償で提供します。
更には、ツェズゲラらと協議の上、集めた指定カードの全てをゴン達に全て提供してしまいます。
あのドッジボールの死闘に感動したゴン達への感謝と尊敬の素直な気持ちといえるでしょう。
また、キメラアント編でゴンが意識を失い、集中治療を受けている現場にも、足を運んでくれています。
このように、彼の行動の根底には常に仲間への配慮があり、「ゴレイヌはいいやつだ」という印象を強く植え付けました。
ゴレイヌの「いいやつ」ポイント
- 仲間に対し、嘘をつかず、公正に応対する
- 信頼、尊敬する仲間には金銭的に無頓着に奉仕する
- 初対面のメンバーにも協力的な協調性。
ゴレイヌは頭がいい!単独活動での見事な活動能力
ゴレイヌの魅力は、優しさや能力のユニークさだけではありません。彼は非常に優れた頭脳の持ち主でもあります。
グリードアイランドに入国し、たった一人の活動で50種以上の指定カードを集めています。
(カヅスールの共同戦線の呼びかけの際の条件)
複雑で危険なグリードアイランドの世界で単独行動。相当な頭脳の体力、念能力がなければ、これだけのカードを集める事は不可能ではないでしょうか?
人柄の誠実さと頭の良さは、ゴレイヌというキャラの大きな魅力といえるでしょう。
ハンターハンター作中でのゴレイヌ死亡説とレイザーの優しさ
レイザーとの、命がけのドッジボール対決の中、これは、レイザーのやさしさでは?、と感じさせる場面があります。
ゴレイヌは自身の念能力を使い、レイザーの顔面にボールをヒットさせることに成功します。
ですが、レイザーの念能力、14人の悪魔たちの素早く、巧みなコンビネーションにより、ボールがゴレイヌの顔面を捕えます。
このゴレイヌの顔面に攻撃したのが、13番の大型に擬人化した人型の念です。
この13番はあの、ヒソカと力比べで勝つほどの腕力をもっております。
そんな13番がもし、全力でゴレイヌの顔面を捕えていたら・・・・・。
おそらく、ボポボのように、顔が吹っ飛んで死亡していたことは確実です。
そうならなかった、というのは、13番、すなわち、レイザーが手加減をしたことの、証明といえるでしょう。
たらればの話ですが、ゴレイヌの死亡説の展開になっていたら、それこそ、ゴンがぶちぎれて、キメラアント編の時のような、なんらかの覚醒があったかもしれません。
話の本筋的には、レイザーのやさしさで、ゴレイヌが死なないで済んだ、というのは、事実であるといえるでしょう。
たらればの思考の面白さ
主要なキャラがここでこうしていたら、こうなっていたら、と仮定するのは楽しい思考です。漫画に記されたことのみで終結するのではなく、伏線やら、裏の憶測とか、考察するわけです。
ハンターハンターは伏線が多い漫画ですので、まさに、読者が気づいていない作者の思惑が隠されている可能性、大です。
レイザーとの闘いで見せたゴレイヌの覚悟
レイザーとのドッジボールは、遊びの延長線上にあるものではなく、命がけの真剣勝負でした。その中でゴレイヌが見せた覚悟は、彼のキャラクターを語る上で欠かせない要素です。
ゲームマスターであるレイザーは、放出系の圧倒的な念能力者であり、彼の投げるボールは文字通り凶器でした。直撃すれば、熟練の念能力者であってもただでは済みません。
実際に、ヒソカでさえ、試合中に指を骨折するという重傷を負ってしまいます。
念能力は、安易に知られてはならない、秘密の力であります。
ですが、ゴレイヌはレイザーとの戦いにおいて、自分とサルが瞬間移動する能力、他人とサルが瞬間移動する能力の二つとも、さらしてしまいます。
この点においても、ゴレイヌの戦いの覚悟があらわされているのではないでしょうか。
結局は、顔面にボールを当てられて、気絶してしまいますが、ゴレイヌがレイザーの顔面にボールをヒットさせたのは、お見事といえるでしょう。
ヒソカもゴンも、ビスケも、誰一人、レイザーに傷ひとつ、負わせていません。
ゴレイヌだけが、レイザーの顔面にヒットさせたのです。
ゴンやキルアといった才能溢れる若者たちと共に、対等な仲間として戦うという彼のプライドも感じられる場面でした。
ゴレイヌのドッジボールでの評価と最強説
- ヒソカとゴレイヌの双方の印象は?
- 「えげつねぇな」の言葉に秘められたゴレイヌの気持ち
- ネットで囁かれるゴレイヌ最強説を考察
- 余談:アメリカではドッジボールが禁止の州も
- まとめ:ゴレイヌのドッジボールは伝説の名場面
ヒソカとゴレイヌの双方の印象は?
ゴレイヌがゴン達と仲間になった後、アカンパニーで、クロロと記された人物の元に飛んでいきます。(クロロ:幻影旅団の団長)
ですが、実際に彼らが出会ったのは、クロロではなく、ヒソカでした。
この時がゴレイヌとヒソカの初対面です。(ビスケもです)
ゴレイヌはヒソカをすぐさま危険な人間と見抜きますが、ビスケはヒソカを仲間にひきいれてしまいます。
結果的に、ヒソカはドッジボールの対決の中で極めて重要な仕事を果たします。
ヒソカがいなければ、目的であった一坪の海岸線、のカードの取得は不可能でした。
ゴレイヌのヒソカの印象は危険なオーラを感じ良好ではありませんでしたが、最終的には、一時的とはいえ、いい仲間でありました。
ヒソカも勝利の後、「みんなの力があったからだよ♣。チームの勝利ってやつさ♥」、とおそらく、本心の言葉を伝えています。
ヒソカのゴレイヌにたいする評価は・・・・。不明です。
「えげつねぇな」の言葉に秘められたゴレイヌの気持ち
「一坪の海岸線」の取得のためには、15人のメンバーが集まらないと、そもそも、イベントが発生しません。
ですが、このカードはカードか限度枚数がたったの、3枚しかありません。
なので、たくさんの人間がいる中で3枚しか得られない、となると、あまりにも当然に混乱が発生するわけです。
起こるべくして、起こる内紛、この、ゲーム内の設定、「えげつねぇな」、まさに「えげつねぇな」は至言の言葉なのです。
せっかく仲間となって、勝利を収めたのちの、争い・・・・・
この設定、誰が考えたのでしょうか?
レイザーではなさそうな気がします。やっぱり、ジンではないでしょうか?
えげつねぇ、ですね。
ネットで囁かれるゴレイヌ最強説を考察
一部のファンの間で、冗談半分、本気半分で囁かれているのが「ゴレイヌ最強説」です。彼の能力は、使い方次第で絶大な効果を発揮する可能性を秘めています。
この説の根拠となっているのは、やはり「入れ替わり能力の汎用性の高さ」です。例えば、以下のような応用が考えられます。
ゴレイヌ最強説を支える応用例
- 奇襲攻撃:相手の背後に念獣を送り込み、瞬時に入れ替わって致命的な一撃を与える。
- 絶対防御:どんな攻撃も念獣と入れ替わることで回避可能。念獣が破壊されても、オーラがある限り再具現化できる。
- 強制移動:相手のいる場所と、念獣のいる場所を入れ替えることで、相手を強制的に移動させる。
ドッジボールの対戦では、ヒソカも、ゴンも、ビスケも、キルアもレイザーにかすり傷ひとつ、負わすことができておりません。
唯一、ゴレイヌだけが、レイザーの顔面にボールをぶち込むことに、成功しております。
レイザーも、「一本とられたね」と素直に吐露しております。
例えば、死闘の戦いをする場合、ゴレイヌの念獣と敵の位置を瞬時に移動させ、念を込めた刀で瞬時に切りつける、というような戦い方をした場合、敵にしたら、避けようがないのではないでしょうか?
実際にあのレイザーですら、顔面を打たれております。
このように考えると、タイマン(1対1)においては無類の強さを発揮する可能性があります。しかし、もちろん弱点もあります。
念獣を操作・維持するためには相応のオーラを消費しますし、複数の敵に同時に対応するのは難しいでしょう。また、ゴレイヌ自身の身体能力や格闘スキルは未知数です。
そのため、「最強」と断言するのは難しいですが、「特定の条件下では最強クラスの活躍ができるポテンシャルを秘めた能力者」と評価するのが妥当かもしれません。
余談:アメリカではドッジボールが禁止の州も
ハンターハンターでは大盛り上がりした、ドッジボール。
皆さんも、小学生のころ、体育の時間などに、たくさん経験されたと思います。
ですが、実はアメリカでは、一部の州や学区でドッジボールを禁止する動きがあります。
フロリダ州、ニューヨーク州、メイン州、マサチューセッツ州、ニューハンプシャー州、テキサス州、など。
これには、いくつかの理由が挙げられています。
アメリカでドッジボールが敬遠される主な理由
理由 | 具体的な内容 |
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いじめの助長 | 特定の弱い子供を狙い撃ちにする「人間狩り」のような側面があり、いじめにつながるという懸念。 |
暴力性の助長 | 人にボールをぶつけてアウトにするという行為が、暴力的であると捉えられることがある。 |
運動能力の格差 | 運動が苦手な子供はすぐに当てられてしまい、運動に参加する機会を失う。得意な子供だけが楽しむ構図になりやすい。 |
これらの理由から、「教育的ではない」と判断され、授業などから除外されるケースがあるようです。
文化や教育方針の違いが、スポーツの捉え方にも影響を与えている興味深い事例と言えます。
まとめ:ゴレイヌのドッジボールは伝説の名場面
この記事では、ゴレイヌのドッジボールでの活躍を中心に、彼の能力や人物像、様々な説について解説しました。最後に、記事の要点をリスト形式で振り返ります。
- ゴレイヌはハンターハンターのグリードアイランド編で活躍したキャラクター
- レイザーとのドッジボール対決で重要な役割を果たした
- 念能力は「黒い賢人と白い賢人」
- 具現化系の能力でゴリラ型の念獣を2体出現させる
- 念獣と自身の位置、他人の位置を瞬時に入れ替えることが可能
- この能力を駆使してレイザーの顔面打破
- 仲間を想う優しい性格で「いいやつ」と評価されている
- 冷静な分析力と判断力を持ち「頭がいい」一面もある
- レイザーはゴレイヌの攻撃を手加減してくれた
- グリードアイランド編以降の登場は少ないが死亡はしていない
- ドッジボールが禁止されているアメリカの州がある
- 初対面のヒソカに対しては悪印象だった
- ゲーム設定に「えげつねぇな」、という吐露
- 能力の汎用性からネットでは最強説も囁かれている
- 彼の活躍はハンターハンター屈指の名場面として語り継がれている
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