ヒソカ vs クロロ 共闘説の真相は? 集団リンチの可能性を考察

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ヒソカ vs クロロ 共闘説の真相は? 集団リンチの可能性を考察

「HUNTER×HUNTER」作中屈指の名勝負、ヒソカとクロロの戦い。

そのあまりにも複雑すぎる、話の展開に、初めて読んだときは何が起きていたのか分からなかったという人も多いのではないでしょうか。

今回の戦いでは、クロロの能力や戦術、そして幻影旅団の共闘説まで、多くの謎や考察ポイントが生まれました。

また、多くのファンを驚かせたヒソカの死亡、そして生き返るという衝撃の展開や、シャルナークの最後、コルトピはどのように、殺されたのか?といった旅団によるリンチの裏側についても気になっている方も多いはずです。

そもそも、純粋なタイマンだったら?という疑問や、なぜ、クロロは自分の念能力を全てヒソカに説明した?といった不可解な行動の理由についても徹底的に解説します。

さらに、冨樫先生曰く旅団は全員死ぬという発言が、今後の物語にどう影響するのかにも触れていきます。

  • ヒソカとクロロの戦いの流れが分かります
  • クロロが使った能力とコンボを理解できます
  • 幻影旅団の関与とヒソカの復讐について考察できます
  • 戦いのその後の展開と暗黒大陸編へのつながりを把握できます

ヒソカ vs クロロ 共闘の真相は? 複雑な戦いのあらすじ

  • 複雑すぎる、話の展開を整理
  • ヒソカ vs クロロ 戦いのあらすじ
  • クロロの能力と戦術を徹底解説
  • ヒソカ死亡で決着か?
  • ヒソカ 生き返るまでの経緯
  • 旅団によるリンチの裏側

複雑すぎる、話の展開を整理

複雑すぎる、話の展開を整理

ヒソカとクロロの闘い、理解が困難だったのではないでしょうか?

その理由として、クロロが所有する能力があまりにもたくさんあり、それらが闘いの中で同時並行して使用されるため、状況の理解がちんぷんかんぷんに陥ってしまいます。

闘いの状況については、ヒソカの一人の思考経由ですので、読者の理解が正しいのかそうでないのかも、なにやら不明。

そこでこの記事では、ヒソカの主観的な視点を一旦脇に置き、クロロが使った能力とそのコンボに焦点を当てることで、戦いの流れを客観的に解説していきます。

クロロの行動と能力を順番に追っていくと、あの複雑な戦いが一本の筋道として理解できるようになります

 

ヒソカ vs クロロ 戦いのあらすじ

ヒソカ vs クロロ 戦いのあらすじ

クロロとヒソカの戦いは、天空闘技場を舞台に始まります。事前にクロロはシャルナークやコルトピから複数の能力を借りており、それらを組み合わせてヒソカを追い詰めていきました。

最初にクロロは、「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」と「転校生(コンバートハンズ)」を使い、観客を操作してヒソカに攻撃を仕掛けます。その隙に変装して観客に紛れ、戦闘から身を隠しました。

次に、クロロは観客に紛れながら、「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」と「番いの破壊者(サンアンドムーン)」を組み合わせ、消えないコピー人形を大量に製造します

この人形に「人間の証明(オーダースタンプ)」で命令を与え、ヒソカに襲いかからせました。ヒソカは人形の攻撃をしのぎ、クロロを追い詰めますが、その間にクロロは再び変装し、偽物のクロロを操作することでヒソカを撹乱しました。

戦いは大きく分けて以下の3つのフェーズで進行しました。

  • フェーズ1:観客を操作しヒソカを牽制、その隙に変装して潜伏。
  • フェーズ2:消えない爆弾人形を大量に製造し、ヒソカを攻撃。
  • フェーズ3:「共闘」した観客を利用し、爆弾人形を使いヒソカを追い詰める。

クロロの能力と戦術を徹底解説

クロロがこの戦いで使用した能力は全部で6つあります。

「栞のテーマ(ダブルフェイス)」

栞のテーマ(ダブルフェイス)

盗賊の極意(スキルハンター)に新たに追加された能力で、栞を挟んだページの能力を、本を持たずに使えるようになります。これにより、両手が必要な能力を使いながら、別の能力も同時に発動できる状態を維持できました。

「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」

携帯する他人の運命(ブラックボイス)

シャルナークから借りた能力で、アンテナを刺した人間を操作できます。

「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」

神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)

コルトピから借りた能力で、左手で触れたもののコピーを右手で作り出します。能力を解除するとコピーは消えます。

「人間の証明(オーダースタンプ)」

人間の証明(オーダースタンプ)

人形にスタンプを押して操作する能力で、「神の左手悪魔の右手」で作ったコピー人形も操作可能です。

「番いの破壊者(サンアンドムーン)」

番いの破壊者(サンアンドムーン)

流星街の長老の能力で、左手と右手で押した刻印が触れ合うと爆発します。この刻印は能力者が死んでも消えません。

「転校生(コンバートハンズ)」

 

転校生(コンバートハンズ)

自分と相手の姿を変える能力です。

 

これらの能力を組み合わせたクロロの戦術は、「能力を組み合わせたコンボで、ヒソカが能力を正確に特定するのを阻害する」という点に集約されます。次々に異なる能力を繰り出すことで、ヒソカは相手の能力を正確に把握する時間と余裕を与えられませんでした。

ヒソカ死亡で決着か?

ヒソカ死亡で決着か?

戦いの終盤、ヒソカは大量の爆弾人形に追い詰められ、ついに爆発に巻き込まれてしまいます。

この時点で、ヒソカの体は左手、右足を失い顔も破損、観客からも死亡したと断定されるほどのダメージを受けていました

この衝撃的なシーンは多くの読者に「ヒソカの死亡」という事実を突きつけ、二人の戦いはクロロの圧勝で終わったように見えました。

しかし、もちろんこれが決着ではありませんでした。

ヒソカ 生き返るまでの経緯

ヒソカは一旦は、完全に死去。

シャルナークの診断によると、人形に囲まれた窒息死、だそうです。

ですが!!!

ヒソカは死の淵から生き返ることに成功します。その方法は、ヒソカが自身のオーラで作る「念能力による心臓マッサージ」でした。

ヒソカは自身の念能力である「伸縮自在の愛(バンジーガム)」を応用し、死ぬ直前に心臓と肺をマッサージする命令を念に与えていました。

「死後強まる念」を期待し、自分自身にも同じ現象を応用できると考えた結果です

ヒソカの狙いはまんまと的中し、死後の世界からの復活に成功しました。

まさに、奇跡の魔術の瞬間ではないでしょうか?

奇跡の魔術の瞬間

ヒソカ復活のポイント

  • ヒソカの念は、死の間際に最後の力を振り絞って心臓と肺をマッサージするようにプログラムされていた。
  • 「死後強まる念」を期待し、ヒソカが自身の念能力に応用した結果である。

旅団による集団リンチの可能性

旅団による集団リンチの可能性

ヒソカとクロロの闘い、本当に、タイマンだったんでしょうか?。この戦いにシャルナークやコルトピ、マチといった幻影旅団のメンバーが参加している可能性があります。

シャルナークの実物のアンテナを抜いてひっぱたのがマチである可能性

一瞬で大量にコピー人間が増えたのがコルトピが実行した可能性

人を操作し、ヒソカの腕を爆破したのがシャルナークである可能性

 

この3つが、ファンの間でささやかれている、旅団共闘による、ヒソカリンチの可能性です。

作者の冨樫義博先生は言明しておりません。

ファンの間でささやかれている、旅団共闘による、ヒソカリンチの可能性

ですが、これについては、可能性でしか、ありません。

たとえば、コピー人間がいきなり大量に増えたのも、闘いの始まる前から、予めつくっておいたのかもしれません。

また、アンテナの回収も、実はマチから念能力をスキルハンターで借りてたのかもしれません。

さらに、ヒソカの手を爆破する際の合図の、「いまだ」のクロロのセリフも、シャルナークへの伝言でなく、操作された人間爆弾への操作かもしれません。

(実際、後のクロロとシャルナークの会話で「船でケイタイ返すよ」、という会話をしてます。つまりクロロがシャルナークのケイタイを持ってたという事)

彼らが現場に居たのも能力をすぐに返すため、とも、考えられます。

純粋に一対一で闘っていた可能性もかなり高いわけです。

ヒソカが旅団が共闘で自分と戦った、と考えたかどうかは、不明

ヒソカが旅団が共闘で自分と戦った、と考えたかどうかは、不明です。

ですが、「これからは旅団メンバーを一人ずつ狩っていく」とマチに宣言しました。結果として、ヒソカの復讐のターゲットとして、真っ先にシャルナークとコルトピが犠牲になります。

今回の戦いは決して純粋なタイマンではなかった。旅団の能力を使ってきた時点で、これは旅団全体との戦いなんだ。クロロに敗れたヒソカの怒りは、当然旅団全体に向けられますよね。


衝撃の結末! ヒソカ vs クロロ 共闘、そして暗黒大陸編へ

  • 冨樫先生曰く旅団は全員死ぬ
  • ヒソカの旅団への復讐劇
  • シャルナークの最後
  • コルトピはどのように、殺されたのか?
  • 純粋なタイマンだったら?
  • なんで、クロロは自分の念能力を全てヒソカに説明した?
  • 幻影旅団の共闘説が語られる理由
  • ヒソカ vs クロロ 共闘の結末は暗黒大陸か

冨樫先生曰く旅団は全員死ぬ

冨樫先生曰く旅団は全員死ぬ

冨樫先生は過去のインタビューで、「旅団は全員死ぬ」と発言したことがありました。この発言はファンの間で大きな話題を呼び、様々な憶測が飛び交っています。

この言葉がそのままの意味で受け取られると、今後旅団のメンバーはクラピカやヒソカとの戦いで全滅する可能性を意味します。

ただ、この発言には「人間だからいつかは全員死ぬ」という、ウィットに富んだ解釈も存在します

とはいえ、ヒソカが旅団に復讐を誓い、実際にシャルナークとコルトピを殺害している現状を考えると、前者の「全員が戦死する」という可能性も現実味を帯びてきています

補足:冨樫先生のこの発言は、2013年に劇場公開された「HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」の来場者に配布された「0巻」の巻末インタビューで語られたとされています。

ヒソカの旅団への復讐劇

ヒソカの旅団への復讐劇

クロロとの戦いで死の淵を彷徨い、復活したヒソカは、真っ先にクロロから能力を貸していたメンバーであるシャルナークとコルトピを狙いました。

この二人はヒソカとの戦闘に参加していたのか、念能力を貸しただけなのかは、不明ですが、ヒソカによって、命をうばわれます。

マチに旅団への宣戦を布告し、これによって、ヒソカのクロロ、そして旅団全体への復讐心が明確に示されました。ヒソカは今後も旅団を標的にし、一人ずつ葬っていくことを宣言しています。

シャルナークの最後

シャルナークの最後

シャルナークは外でクロロとの会話のあと、歩いてるヒソカをみかけます。

それだけでも、大変な驚きでしょうが、ヒソカは彼に生首を投げつけます。

その首はコルトピのものでした。大変な一瞬のショックのなか、ヒソカの強烈な打撃をくらい、公園のブランコにくくりつけられて命を落としました。

シャルナークの足もとには、コルトピのクビがあり、カラスが彼らをつついています・・・・。

コルトピはどのように、殺されたのか?

コルトピはどのように、殺されたのか?

コルトピはヒソカにより、クビをはねられました。

ヒソカはトランプで相手を切りつけて殺害するパターンが多いのですが、クビを切り取る、というのは、よっぽど怒りの感覚が溜まっていたのでしょう。

コルトピはビルを10棟、具現化できる念能力者。一説には旅団最強説もあったキャラですが、わずかの闘いの痕跡もなく、ヒソカにやられました。

キャラクター 殺害方法 状況
シャルナーク 奇襲 クロロとの戦いの後、単独で行動中に襲撃される。
コルトピ 奇襲 トイレで襲撃されて、クビを狩られる。

純粋なタイマンだったら?

純粋なタイマンだったら?

クロロとヒソカの闘いがタイマンだったのか、旅団の共闘だったのかは不明です。

どちらにしろ、たくさんの念能力を獲得し会場にいた人間まで利用するクロロの頭の柔軟さには、おどろくばかりですが、武器のない肉弾戦だけだとどうなのでしょうか?

ヒソカもトランプの使用なしです。

お互い武器なしの肉体と念だけ。

ヒソカは連戦錬磨の強者ですが、クロロもキルアの父親のシルバとおじいちゃんのゼノのふたりがかりの闘いでも、決着はつかずとも、生き残っています。

互角と思われますが、バンジーガムの使用が巧みなヒソカに分があるような気がします。

このため、能力を借りずにクロロが単独で戦っていたら、ヒソカが有利だった可能性は高いでしょう。

なんで、クロロは自分の念能力を全てヒソカに説明した?

クロロが自身の能力をヒソカに全て説明したのは、いくつかの理由が考えられます。一つは、能力の内容を正確に伝えることでヒソカを動揺させ、心理的に優位に立つためです。

クロロは自分の能力の全貌を明かすことで、ヒソカにプレッシャーをかける目的があったのかもしれません。

もう一つの理由は、「能力を組み合わせた戦術を理解させることで、ヒソカに恐怖を与える」ためです。

単純な力比べではヒソカに勝てないことを理解していたからこそ、クロロは知略で勝つことを目指し、その知略の全貌を明かすことで、ヒソカに「自分はもう勝ち目がない」と思わせようとしたのでしょう

補足:ヒソカは、クロロの能力説明を正確に把握することで、戦術を理解し、対応策を練ろうとしました。しかし、前述の通り、途中でクロロの能力を読み違えてしまい、敗北することになりました。

幻影旅団の共闘説が語られる理由

ヒソカとクロロの戦いは、多くの人が「幻影旅団の共闘説」を唱えるきっかけになりました。その理由は、クロロが旅団メンバーの能力を借りていたことと、観客という第三者を巻き込んだことです。

ヒソカから見れば、この戦いは決して一対一の「純粋なタイマン」ではありませんでした。クロロがシャルナークやコルトピの能力を借りていたことはもちろん、多数の観客を巻き込んで戦ったことは、ヒソカのプライドを傷つけました。

このため、ヒソカはクロロとの戦いを「旅団によるリンチ」と捉え、旅団全体への復讐を誓うことになったのです。

ヒソカ vs クロロ 共闘の結末は暗黒大陸か

ヒソカ vs クロロ 共闘の結末は暗黒大陸か

ヒソカとクロロの戦いは一応の決着がつきましたが、物語はこれで終わりではありません。ヒソカは旅団への復讐を誓い、シャルナークとコルトピを殺害しました

この出来事をきっかけに、幻影旅団とヒソカの関係はさらに悪化し、最終的な決着は暗黒大陸編でつくことになりそうです

クロロと旅団は現在、暗黒大陸行きの船に乗船しており、ヒソカもまた彼らを追いかけています。この船の上で、ヒソカと旅団の最終決戦が繰り広げられる可能性が非常に高いです。

今後の展開のポイント

  • ヒソカの復讐のターゲットは旅団全員。
  • クロロとヒソカは暗黒大陸に向かう船上で再び相まみえる可能性が高い。
  • 旅団とヒソカの最終決戦は、船上で決着するかもしれない。

ヒソカ vs クロロ 共闘説のまとめ

  • ヒソカとクロロの戦いは、クロロが旅団メンバーの能力を借りていたため、一対一の純粋なタイマンではなかった
  • クロロは観客を巻き込み、複数の念能力を組み合わせた周到な準備でヒソカを追い詰めた
  • ヒソカは、死後強まる念を応用した自身の能力で生き返った
  • ヒソカはクロロとの戦いを「旅団によるリンチ」と捉え、旅団全体への復讐を誓った
  • クロロから能力を貸していたシャルナークとコルトピは、ヒソカに殺害された
  • 冨樫先生は過去のインタビューで「旅団は全員死ぬ」と発言している
  • クロロが自身の能力をヒソカに説明したのは、心理的な優位に立つためや恐怖を与えるためと推測される
  • 純粋なタイマンだったら、ヒソカが有利だった可能性が高い
  • ヒソカは旅団を追って暗黒大陸行きの船に乗船した
  • ヒソカと旅団の最終決戦は、船上で勃発する可能性が高い
  • ヒソカとクロロの物語は、暗黒大陸編で最終的な決着がつきそうである
  • この戦いは、クロロの戦術の奥深さと、ヒソカの驚異的な能力を改めて示すものだった
  • ヒソカの復讐劇は、今後の物語の重要な鍵を握る

 

 

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